Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

金星

たぶん花郎の解釈は幻想的なイメージを壊す。
抽象的な不可思議な世界感のままが良い人は、
花郎の記事はあまり読まない方が…。
でも今回はそこまで酷くないはず。
たぶん。

今回は好きな人も多い「金星」について。


どうでもいいが、今日は「忍者の日」らしい。

本編に入る前に、どうやら「Virtual Rabbit」が、
最近復活?復刻?したらしい。

Virtual Rabbit

花郎の様に腹立たしいプレ値で買わず、
定価で買いたい方はこの機会に是非。
花郎にとっての名曲「死のない男」もある。


花郎の好きな曲のひとつ「金星」
アコースティックの掛け合いが印象的なこの曲は、
ソロ名義アルバム第一弾「時空の水」に収録されている。

1988年12月:P-MODEL「凍結」
1989年9月:「時空の水」発売

ついでに「デトネイター・オーガン2」の挿入歌。
レストランのシーンで店内の音楽として流されている。
…ちょっと合わない。

それと解釈本文に入る前に、
読んでおいてもらえると判り易い記事がある。

「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言

この内容が大いに関わってくるので。


朝が来る前に
消えた星までの地図を
キミへの歌に変え
地の果ての民に預けた



今回は先にどういった解釈になったか、
結論を先に書いておこうかと思う。
それを読んで「読みたくない」と思われた方、
素直にブラウザを閉じて頂きたい。

何度も色々と角度を変えて考えたのだが、
「金星」は平沢進の心情の曲だと思った。
もう一歩詳しく書くならば、
「P-MODEL」から「平沢進」へと変わったと云う事。
それについての氏の心情といったところ。
勿論、あくまでも花郎の解釈だが。
では今度こそ本編に入る。

以前にも書いたことだが、
氏の歌詞(単語)は、象徴的な表現が多い。
単語としては明確なのだが…。
もう少し詳しく書くならば、
「そのものの役割」を違う言葉に置き換えている。
例えば上記部分であれば、「朝」「星」「地図」「舟」等。
この言葉が歌詞を抽象的にしているのだが、
逆を返せばこういったモノの役割が判れば、
おのずと内容も判ってくる筈なのだ。
そして「ボク」と「キミ」が最大の難関か。

「朝」とは一日の最初、つまり「始まり」。
星は英語で「star」だが、意味はいくつかある。
自分達のよく知るところの「人気者」のスター。
それは「成功者」という意味でもある。

もうひとつ説明しておく。
タイトルの「金星」だが、これの読み方を変えると
「きんぼし」と云う相撲用語となる。
意味は相撲について詳しくないが、
「平幕の力士が横綱と取組をして勝利することである」
…だそうだ。(wikiより)
変じて一般では勝てないと思っていた相手に勝利する、
といった意味にも使われている。

前に書いた「SP-2」と「Louts」を覚えているだろうか?
「地図」とは何か?について。
…とはいえ花郎個人の考えでしかないが、
「地図」とは何かを目的地まで案内するもの。
または目的地までの道程を示すもの。
もう少し解釈を拡大すると、
目的達成するまでの過程とも云えるかもしれない。

そして「地の果ての民」だが、
ここはどう解釈するかを非常に悩んだ。
地の果てとは、地上での端であるから、
違う表現だと「行き着くところ」とでも言おうか。
具体的なものについては後ほど書く。

ここまでを簡単に解釈すると、
(何かが)始まる前に消えてしまった成功への道を、
「キミ」への歌として「地の果て」の人達に預けた。

さて残った問題は括弧部分。
花郎が考えたのはこうである。

キミ=未来の自分
地の果ての民=著作権管理会社=JASRAC

こうなった理由を少し説明する。
まず「キミ」及び「ボク」に関して。
この曲の背景を色々と想像していたが、
3つの理由からこの曲は氏の内情的曲だと考えた。

・ソロデビューアルバムの曲であること
・還弦(変弦自在)されたこと
・会報の「変弦自在」曲説明で「雨は降り始めた」発言

これらからバンドからソロへの転向、
またその心情といった歌だったのでは…?と。
当初は違うものも当てて色々と考えたが、
曲全体を通すと意味が通じなくなってしまった。
最終的に平沢進(P-MODEL)が、平沢進(ソロ)へ、
過去を振り返り、また前へと進む曲…となった。
そして最後にはある事柄とも繋がった。

これらを加味して今一度冒頭を解釈する。

始まる前に終わった成功までの色々な出来事を、
未来の自分への歌にしてJASRACに預けた

そういえばまだ「地の果て」を説明していない。
「大地」とは限り在るパーツ(陸)である。
それの果て…つまり最後の部分。
ひとつの音楽を作る工程を「地」を歩くと考えると、
それらの最終地点は著作権管理となるのでは?
音楽に限らず「作成」したモノの最後は「権利」となる。
その管理は自身ではなく、大抵は「どこか」がする。

著作権については書くと長くなるのだが、
現在も氏とJASRACは完全に縁を切れない。
ソロであってもレーベルを興しても出来ないのだ。
理由は「演奏権」なのだか、どうもこの権利に関しては、
花郎が調べた限りだとJASRACの独占の様だ。
もしかしたら氏はライブ時、既存の曲を少し変え、
「違う曲」として演奏しているのかもしれない。
まあ詳しくは判らないが。

P-MODEL時代の楽曲の著作権は、
将来、一部を除いて演奏者へと戻ってくる。
故に「預けた」との表現になったのではだろうか?
そう考えると「地の果ての民」はJASRACとなった。
「ミサイル」も「ASHURA CLOCK」も、未だJASRAC。
つまり本人であっても演奏すると金を取られる。
本当に馬鹿げている。


舟よ急げよ
西はまだ無窮のさなか
眠りから見晴らせば宇宙はキミを夢見て



「舟」は自分自身。
それが進む先は過去でなく未来。
西は過去でなく、未来のことだと思われる。
理由はまず冒頭に「朝」と云う言葉があり、
また太陽は東から西へと沈むこと。
ちなみに上記の意味から西=死の意味もある。
ちょっと脱線しよう。
日本では「北枕」は縁起が悪いとされる。
まあ縁起が悪いのは、死者がするからであり、
死者がする由来は釈尊が涅槃(=亡くなる)の際、
北へ頭を向けていたからだと云うことなのだが。
これを「頭北面西(ずほくめんさい)」と言うそうで、
文字通り、顔は西へと向けていた。
これが理由かは知らないが、
浄土宗などの極楽は「西方極楽浄土」と言う。
だから逆に亡くなった人は北枕にする訳だ。
個人的な独り言だが、
釈尊が涅槃の時に横向きだったのは、
それが身体への負担を軽くしたからでは…?
ちなみに横向き姿勢で寝るのは、
東洋医学では良いとされているらしい。
寝るのがつらい人や、頭痛持ちの方はお試しを。
脱線終了。

そして「無窮」とは果てしない、永遠などの意味だ。
その最中なのだから、自分の未来を指すと予想。
要約すると「時間はまだまだある」と。

休息を意味する「眠り」は、活動停止と考え、
その中で「宇宙」が見晴らす…。
宇宙とは自身を取り巻く世界、環境の全て。
…とも考えたがそうではなく、自身の「脳内」か?
脳細胞と宇宙の構造は非常に似ている。
詳しい内容は花郎の大好きなカラパイアで。

カラパイア

関係ないが、もし宇宙を人体の「脳」と考えると、
自分達は体内に住む菌の様にも思える。
さしずめ他の天体は臓器だろうか。
ミクロとマクロのフラクタル。
夢みるのは未来の自分。
二番に入る。


ボクらの間に
変わらないものを数え
約束にくらみ
いくつもの橋を渡った



-----*-----*-----*-----*-----
2番は後の案を採用することになる
-----*-----*-----*-----*-----

「ボクら」はキミとボク?
とも思ったのだが、これだと少し合わない。
現在の自身と未来の自身の相違点は、
現在は数えられないからだ。
先に次の歌詞も考えてみよう。

「約束」と「橋」が出てくる。
言葉の意味合いで考えるならば、
「約束」は目印をつけ木を束ねる意味で、
束縛といった身動きを取れなくする意味。
変じて予め事柄について取り決めをすること。
「橋」はAとBを繋ぐもの、経るもの。
これは橋大工でも書いた通り。

これらを違う文章にすると、
契約にくらみ、いくつもの「何か」を経た。
恐らく事務所やグループといったものを経て、
ここまできた…と云ったところだろうか。

そこで前の「ボクら」は何かと考えると、
もしかしたらマンドレイクやP-MODELといった、
グループサウンド時代のメンバー、
同じ方向性で活動してきた人々だろうか。
また事務所との契約内容に目を奪われ、
いくつもバンドや事務所を変わってきた…か。
続きにいく。

-----*-----*-----*-----*-----
ここからが採用案
-----*-----*-----*-----*-----

違和感があり、湯船で考えた。
何か違う…。
どの部分かを考えたが、
おそらく「ボクら」だろう。
平沢進はこんな人物だろうか?
重要な自身の決断を人に委ねるのか…?
書いている最中も引っ掛かっていたが、
やはり増幅した…無視するんではなかった。

そんな訳でお詫びしつつ訂正する。

ボク=氏自身
ら=その複数

つまりメンバーではなく、過去と現在の自分。
この曲を歌う「ボク」は分かり易く表現すると、
P-MODELとソロの中間点にいる自分ではないか?
故にバンドorソロと云うよりは、
プロorアマチュアではないだろうか。
プロになれば制約は増える。
が、自身も言っていた様に、
ごく一部以外は金にはならない。
だから「約束にくらみ」は契約金かもしれない。
そうやっていくつもの事務所を渡った…と。


あの日から消えた
星が今川面に映る
水かさよ増せ 溢れ キミへとボクを埋めて



「あの日」が明確にはどこだかは判らない。
だが何となくP-MODELの「凍結」ではないだろうか?
そこでミュージシャンとしての「星」は消えたことになる。
「川面」は自身が「舟」なのだから、
列車で云うところのレールの様な部分。
「水かさ」は違う言葉で云うならば、
「人生を豊かに」の「豊か」な部分と思える。
舟は水が少なくては進めないのだから。

ところで世間では人生をよく「道」に例えるが、
何故、平沢進は「川」にしたのだろう?
いや勿論この解釈が正しいのかは判らないが。
この事を少し考えた。
恐らくだが「道」だと「正確」では無いからだ。
例えば道を歩くとする。
この場合、約束があれば脇目もせず歩く。
では約束が無い時はどうだろうか?
どこかに座ってみたり、立ち止まるだろう。
これを「人生」には置き換えできない。
何故なら「時間」は止まってはくれないからだ。
人生とは迷おうが立ち止まろうが進む。
そしてまた舟も川を下り続ける。
道に迷おうが、分岐しようが。
そういった時、舵を取らなければならない。
これが「船」なら戻ることも出来そうだが、
「舟」では戻れそうもない。
余談だが「舟」とは、
丸太をくりぬいた形が文字となったそうだ。

-----*-----*-----*-----*-----
これ以降も足りないので追記
-----*-----*-----*-----*-----

川面に映る星はまだ掴めていない。
しかし消えたはずの星は、まだある。
「キミ」は未来の自分、
そして埋めるのは現在の自分。

-----*-----*-----*-----*-----
ここで追記終り
-----*-----*-----*-----*-----


いつか陽を仰いで
消えた星が見えた日は
地の果てに預けたあの
地図の歌をうたおう
“ ボクはキミだから” と
“ ボクはキミだから” と………



さてメロディーが変わった部分。
ここの歌詞がこの曲の歌詞としては最後だ。
3番は1番のリフレイン(繰り返し)となっている。

ここまでの解釈を考えて、
上記の歌詞部分は非常に重要だと思った。
何せ「未来」についての部分なのだ。
まずは単語から。
「陽」は普通で考えれば太陽光。
もし「日」であれば太陽そのもだろう。
しかしここで疑問。
普通「仰ぐ」と表現するならば、
仰ぐのであれば太陽ではないだろうか?
つまり「日」ではないのか?と。
単純に「day」の意味に取られない為か?
もしかすると「光を浴びる」と云う意味そのもの?
「陽」には「ひなた」の意味もある。
ミュージシャンが浴びる光。
それは世間の注目、脚光かもしれないし、
ステージのあのライトかもしれない。
だとすると「消えた星が見えた」も、
「一度は無くした成功」と繋がる。

「あの地図の歌」は冒頭の預けた曲。
つまり「P-MODELの曲」か?
ここで最初に書いた「ある事柄」について。
この曲は先に書いた通り還弦されている。
投票時は全体の20%を占め決まった。
実は花郎の勝手な想像なのだが、
この曲の還弦は決まっていたのではないか?
と云うのも、この部分の歌詞は、
未来の「いつか」について歌っている。
そしてP-MODEL曲の還弦。
還弦主義の一連のイベントは氏の、
プロデビュー30周年、ソロ活動20周年。
非常に大きな節目である。
故にこの曲にあった「いつか」は、
この還弦(と東京異次弦空洞)だったのでは?と。

そして最後になる、
(現在の)ボクは(過去の)キミだからと。
P-MODELは無くなってしまったのではなく、
今も平沢進の中にちゃんとあると云うこと。
勿論、グループサウンドとして好きだった人には、
グループでなければ「違う」と云うのかもしれないが。
しかし本質的な部分は今も昔も変わっていない、
そう言いたかったんではないか?と考えた。

…やっと書き終わった。
書き残しは無いか?
誤字・脱字・判り難い部分は?
…いっぱいありそうだ。

そういえば最初の方にあった、
「雨は降りはじめ~」についてまだ書いていない。
新しいこと(=ソロ)を始める時、
つまり困難や苦労は沢山起こるだろう。
だからこの曲は完全な「前向き」だったのではなく、
どちらかと云えば「決断」の意味合いが強く、
故に雨上がりでなくて振り出し…
つまり「やり直し」だったのではないか、と思う。

それとギターの掛け合いとなるソロ部分。
右と左で違う演奏をしていたものが、
最後には同じ旋律となる。
これも過去と現在が未来で同じとなる…
そんな風に感じた。

まだ読み直していないが、
たぶん大きな変更はない筈だ。
…いや花郎の意見の。

さてさて久し振りの更新な上に、
書きたいこと(現象のDVDとか)は山積み。
次回は何を書くかは未定だが、
また懲りずにまた来て頂けたら幸い。
最後までこんな駄文にお付き合い頂き心から感謝。

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

右サイドメニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。